NPO法人職場の権利教育ネットワーク

平成21年4月25日第3会研究会の模様

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第3回権利教育研究会は、4月25日18時から札幌エルプラザ研究室1において開催され、教育関係者をはじめ、関心のある労働組合役員・弁護士・市民など20名が参加しました。
まず、音更高校の山本教諭から「労働者の権利教育で何をどう教えるか」と題した実践報告があり、次に淺野弁護士と道幸代表理事から「高校や労働組合に講師として派遣された感想」などを語ってもらい、意見交換を行いました。
  1. 報告内容

    1. 山本教諭は、教材としてNHKの番組「クローズアップ現代」に取り上げられた非正規労働者の実態や資料・副読本を使って、学生自身に考えさせるシュミレーション学習を取り入れ、一つの課題について多様な意見を引き出して、解決策を探らせる実践的学習の事例を紹介し、厚生労働省が2月に出した「今後の労働関係法制度をめぐる教育の在り方に関する研究会報告書」の「労働関係法制度に関する知識が広く認知されるためには、学校教育の場で提供されることが有効と考えられ、各学校においてその実情に応じ、公民等の教科のほか進路指導等の中で提供されることが効果的である。」との文言にも触れながら、権利教育の必要性を強調されました。
    2. 淺野弁護士と道幸代表理事は、高校生や若い組合員を対象とした「出前講座」を数回経験したことから、教えるコツや気合いをつかみつつある現状を踏まえ、いかに自分たちの課題として受講者に認識してもらうか、という権利意識の向上についての今後の取り組みや更なる展開など、感想等も含めて報告されました。
  2. 意見交換(主なもの)

    • 広い道内で、生徒に権利教育をキチンと出来る教師は多くない現状から、関心を持っている核となる教師の育成が不可欠です。(だが、そう簡単ではない)
    • 権利教育は大切だが、先輩達と違う授業をする場合、正直気兼ねする気持ちがある。(率直な意見の吐露)
    • せっかく、教師と労組関係者がいるのだから、労働現場の厳しい実態やそれに対抗する運動の経験交流もしたい。(それは、別の機会に是非)
    • 知人に誘われて来たが、問題意識の共有ができて、有意義だった。
    • 私学でも、生徒と教師がそれぞれ厳しい社会・教育環境に置かれており、学習の大切さを感じた。今後、学習会の講師派遣をお願いしたい。
    • 市民として参加したが、このような活動は、本来行政サイドでも取り組むべき課題と思うが・・。(でも、実際には、色々な制約が多くて難しいかも)
    • 札幌弁護士会などでも、憲法講話のような出前講義をしているようで、労働権等に絡んだテーマで連携することも大切なのでは。
    • 実際問題として、学校現場は忙しく、あれもやりたい、これもやりたい、とは思うものの、なかなか創意工夫した授業を継続的には取組めていない。

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